賃貸マンションと手付金

賃貸マンションを借りる際、不動産屋に手付金を払えますか?と聞かれた事があります。
なんでも、手付金を払う事で入居の意志を強く表示して、入居しやすくなるとの事でした。
そして、補足で説明されたのは、一度手付金を払うと返却できないとの事でした。今まで、
何度か賃貸物件を借りてきましたがこの様に聞かれたのは初めてで、少し不審に思い、1日
考えさせて欲しいと回答して不動産屋をでました。

自宅に帰ってから、手付金についてインターネットで調べてみました。すると、いろいろ
検索にひっかかってきました。特に多いのが手付金の返還をお願いしたいというQAだったり、
注意を促す消費者センターのwebページだったりでした。

賃貸契約の場合、基本的に部屋をおさえる為に手付金を請求するのは宅地建物取引業法で禁止
されていて、手付金でなく預かり金として一時預かるまでなら可能との事でした。この場合、
預かり金はお客さんからの返還請求があった場合、不動産屋は返還を拒否してはならないと
法律で決められているとの事でした。そして、大抵のwebサイトは安易に手付金を払わないよう
にとの注意を促して、文章が終わっていました。

更には、元不動産屋という人のブログがあり、その方が不動産屋をしていた時、手付金はうけ
とっていたが、一度も鍵を渡した事がないとの事が書いてあり、手付金はこわいなという考え
にまとまりました。

そして結局、手付金を要求する不動産屋は怪しいと思い、賃貸の契約はしませんでした。

購入した分譲中古マンションが、任意売却物件だった話です。私が中古マンションを買お

うと決めて探していたのですが、ある日、ある地場不動産屋さんの看板に、相場価格より
も1割安い物件の広告が出ているのを見つけました。安くて魅力的だと思ったのですが、
これは何か裏があるのではないかと考え、以前に物件探しで訪れたことがある大手不動産
仲介業者の担当者を訪れて、調査を依頼しました。数日後、返事をもらえたのですが、任
意売却物件らしいとのことでした。

その物件の売主が、何らかの理由で住宅ローンを支払
えなくなってしまい、債権者である銀行と物件の所有者が話し合ってマンションを売りに
出したようです。こういう形態を、任意売却というらしいです。1週間後、私は部屋の内
部を見学したうえで、購入することに決めました。ただ、購入手続きで、一般的ではない
なと思えることがありました。

 

それは、購入価格が2000万円だったのですが、売買契
約書上の売買金額を1900万円にしてくれと依頼されたのです。そして、残りの100
万円は、売主に直接現金で支払う形をとってほしいと言われました。どういうことかと尋
ねますと、債権者の銀行としては1円でも多く貸付債権を回収したい。しかし、一方で売
主は手元に現金がなく生活に苦しんでいる。

売買契約書で2000万円と記載すると、2
000万円はそのまま債権者である銀行に入金されてしまう。しかし、売主の引っ越し代
と当面の生活費として100万円を見積もる必要がある。だから、債権者である銀行には、
2000万円を渡すのではなく1900万円渡す形にしたい。1900万円で売買される
ことで意思統一してほしい。

100万円を売主に渡したことも内密にしてほしいと依頼さ
れました。私は了承し、売買契約書では1900万円の取引とし、100万円は別途売主
に渡して、領収書をもらいました。もちろん物件や、その他の手続きにはまったく問題な
かったのですが、これも不動産業界のひとつの知恵なのかなと思った次第です。

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